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ジョーン・オースティン×セス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』

ジョーン・オースティン×セス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』

ジェーン・オースティン×セス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』 冲方丁/大今良時『マルドゥック・スクランブル』一巻 マルドゥック・スクランブル(1) (少年マガジンKC)作者: 大今良時,冲方丁出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/03/17メディア: コ…

ジェーン・オースティン×セス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』

ジェーン・オースティン『自負と偏見』 読了。 ジェーン・オースティン×セス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』 高慢と偏見とゾンビ ((二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション))作者: ジェイン・オースティン,セス・グレアム=スミス,安原和見出版社/メ…

ジェーン・オースティン『自負と偏見』

ジェーン・オースティン『自負と偏見』 泉谷あゆみ画/平井和正原作『ウルフガイ』一巻から七巻 最新マンガ版『ウルフガイ』を一気読み。 シリーズ第一作『狼の紋章』のコミカライズなのだけど、『狼の怨歌』になって初めて語られた犬神明幼少期のエピソード…

ジェーン・オースティン『自負と偏見』 噂のマッシュアップ小説『高慢と偏見とゾンビ』を読むために、原作を知ろうと思い立ち、複数出ている訳の仲で一番評判のいいものを選んで読み始めたのが先月。 ゆったりした文体と物語運びに、しばらく中断していたの…

金庸『天龍八部 二・王子受難』 読了。 途中、おしっこする/しないで美少女二人が恥ずかしがるシーンがあり、金庸先生はかがみふみをも読んでるのかと思うと、その向学心には恐れ入る。 あと、段誉[だん・よ]編のメインヒロイン・王語嫣[おう・ごえん]のキ…

金庸『天龍八部 二・王子受難』

金庸『天龍八部 二・王子受難』 やっぱ金庸先生はおもしれーなー。 天龍八部〈2〉王子受難 (徳間文庫)作者: 金庸,岡崎由美,土屋文子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2010/02/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る

東川篤哉『学ばない探偵たちの学園』 本を忘れて出かけてしまい、急遽購入。 冒頭ちょこっと読んかぎりでは、まあまあ面白そうな雰囲気ではあるけれど、事件開始までの流れが、意識して「探偵モノ」っぽくしたいからなのかちょっとぎごちない。 学ばない探偵…

平井和正『狼のレクイエム 第二部』 読了。 出色のヒロイン・虎4[フー・スー]のラスト近辺、情動を掻き立てる地の文の動きは半端じゃない熱さ。 ラストの、絶望と希望がない交ぜになった展開も恐ろしいまでの疾走感で、しかし物語のテーマ的にはここで話が…

平井和正『狼のレクイエム 第二部』

平井和正『狼のレクイエム 第二部』 森永あい『僕と彼女の×××』7巻 相変わらずキャラクターが生き生きとしていてイイ。 特にサブヒロイン(?)・椎名真琴の可愛さが際立っている。 でも、お話的にはそろそーろ冗長な雰囲気に。次巻できっちり終わって欲し…

平井和正『狼のレクイエム 第二部』 狼のレクイエム 第2部 (角川文庫 緑 383-55 ウルフガイシリーズ)作者: 平井和正出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1982/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る

平井和正『狼のレクイエム 第一部』 読了。 前巻『狼の怨歌』から登場する非情の殺し屋・西城恵がどんどん主人公になっていく――後付けではあるものの、シリーズの一応の主人公・犬神明と似たような過去を持つ、犬神のネガである、ということが判る――前半部か…

平井和正『狼のレクイエム 第一部』 中島望『一角獣幻想』

平井和正『狼のレクイエム 第一部』 中島望『一角獣幻想[ユニコーンナイトメア]』 『ルシフェル、14歳』と続編『地獄変』で、平井和正風「熱病」小説の書き手として、個人的に認識した中島望氏は、いつの間にか新たな方向を模索して、本格ミステリとかライト…

平井和正『狼のレクイエム 第一部』 狼のレクイエム〈第1部〉 (1982年) (角川文庫)作者: 平井和正出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1982/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 花沢健吾『アイアムアヒーロー』一、二巻 現代日本を舞台にした…

平井呈一編訳『怪談の愉しみ』上巻 エルクマン=シャトリアン「見えない眼」てのが、江戸川乱歩の某短編に激似。 乱歩先生は本当に怪奇幻想が好きだなあ。 吉田戦車『酢屋の銀次』 吉田戦車の短編は、時々、記憶の片隅にへばりつくような、忘れがたい読後感…

平井呈一編訳『恐怖の愉しみ』上巻 恐怖の愉しみ〈上〉 (1985年) (創元推理文庫)作者: 平井呈一,レ・ファニュ出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1985/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 笹沢佐保『六地蔵の影を斬る 木枯し紋次郎(三)』…

平井和正『狼の怨歌』 読了。 同じ作者の『死霊狩り』に似たラスト、その感触が、記憶と異なってちょっとびっくり。非情の殺人マシン・西城恵にあんな感慨があったとは。

平井和正『狼の怨歌』 中学の頃、当時はまだ一地方の古本屋チェーンでしかなかったブックオフで購入したのを覚えている。 祖母の入院先である病院への行き帰りに読み、ものすごい衝撃を受けて以来、心の一冊になっていたはずなのに、そのことをすっかり忘れ…