大学の先輩の結婚式で、受付を勤める――その前に、私用でラブホに足を運ぶことに。
内緒ですよ。
あと、私用っていってもそういうことではないですからね。
結婚式はつつがなく。わたしの先輩にあたる新婦は、本当にお綺麗でした。
知ってたけど。
式がお開きになってからは、大学の先輩らと飲みに。
二つ上の先輩(でも年齢は一つ上)がなんだかすごく熱を入れて未来について語り、しかもわたしの未来について考えた言葉をくれるので、なんとなく「姉ちゃん」――「お姉ちゃん」でも「姉さん」でもなく――といった感じ。
しかし、この親しみを伝えれば怒られるであろうから黙っておこう。